私たちは日本一のスクリーン印刷企業を目指しています。

代表取締役社長 佐竹博志

2008年秋からの世界的な不況で、全国の製造中小企業は大きく落ち込む会社が多かったようです。当社も例外ではありませんでしたが、幸いなことに予想以上に早い回復を図ることができました。これは当社のお客様方からありがたいご支援をいただけたことと、その裏づけとして当社の総合力が磨かれてきた証だと考えております。お客様は決して経営者を見て評価してくださったのではありません。何よりも社員一人一人の技術と全体の雰囲気・そして誇りを持って仕事に打ち込む総合力に合格点をつけてくださったわけです。

会社の経営資源には多くの要素がありますが、当社で最も自慢できる資源が「人材」です。社員とそのチームワークはお金では買えない大切な宝です。創業者である前社長の時代から、人材の縁で今の会社が年輪を重ねてきました。

私たちの「印刷」は決して製品の主役ではありませんが、欠かすことの出来ない脇役です。特殊印刷の世界に浸れば浸るほど、その仕事が世間で認知されているよりずっと難しいものであることを実感してきました。しかし、決して簡単な仕事でないからこそ、その職人技が世の中に認めていただける努力をしたいのです。そして、共に働く社員の皆にも心から誇りをもってその思いを共有してもらいたいと思います。定年で会社を離れるその時に「この会社で働いてほんとうに良かった」と言ってもらうのが私の夢です。

人には誰にでも幸せになる権利があります。生まれたての赤ちゃんには無限の可能性が与えられています。会社もまた同じです。当社にも将来に向って大きな可能性があり、それを現実のものとするためには社員みんなの力の結集が必要です。当社に縁あって当社の社員となられた皆さんには、会社での仕事を通してそれぞれの幸せを感じていただければ本望ですが、そのためには常にチャレンジする会社の姿勢をなくさないことを経営責任者としていつも頭に刻み込んでいます。

株式会社 アイ・エス・アイ
代表取締役社長 佐竹博志